大学ではグラフィックデザインを専攻しており、人の手に渡ることに魅力を感じた「パッケージデザイン」の分野に絞って就職活動をしていました。中でも自分にとって身近な「お菓子」を扱う会社にとても興味がありました。銀座あけぼのは商品デザインのすべてを社内でデザインしている訳ではないのですが、今後社内で手がけるものを増やしていきたいというお話を聞くことができ、挑戦してみたい！と思い入社を決めました。

大きく分けて「ディスプレイ」「パッケージ」に関する仕事をしています。
「ディスプレイ」は季節ごとに商品を店頭でどう見せるかを検討し、POPなどの販促物を考える部門です。お客様に立ち止まっていただく為に、どんなフレーズ・デザインがよいかを考えます。
「パッケージ」部門では新商品やリニューアルする商品のデザインや資材の検討を行います。自らデザインをする仕事と、外部のデザイナーに依頼する際の進行管理の仕事があります。パッケージ以外にもブランドカタログや季節のリーフレットなども同様に制作しています。

どんな仕事でも、自分１人で成り立つものはなく、他部署と連携をとって進行していかなくてはなりません。自分の担当以外の仕事の流れを理解しきれていないと全体の進行を把握することができず、必要な確認が抜けてしまうこともあり、円滑に進めることに難しさを感じています。

「ディスプレイ」も「パッケージ」も、自分が考え作ったものが店頭に並びます。お客様の反応はどうか、目指した成果がでたかどうか、結果として見えることがやりがいにつながります。また、入社して気付いたことは、「お菓子」は贈り物に使われることが多いということ。人の手に渡るだけでなく、そこからさらに大切な方のもとへ渡ってゆく。そんな風に気持ちを伝えるものに関われることがうれしいです。

やりたいと手を挙げる人には機会を与えてくれる会社だと思います。
最近も、新商品のパッケージデザインを外部のデザイナーに頼むかどうするかという話の中で、「ぜひやらせていただきたい」と申し出たところチャンスをいただき、現在販売に向けて取り組んでいます。

手にした人が笑顔になる商品をつくることに、どんどん積極的に関わっていきたいです。